絵本テキスト創作塾
なにを書くか、どう書くか。
発想は限りなく、表現は惜しみなく。

物語のテーマ、設定、展開から原稿の推敲まで、自由に発想をひろげながら絵本ならではの文章術と言葉の磨き方を習得し、その上で実作と講評を行う全10回の講座です。単行本の絵本のみならず、月刊絵本や保育絵本、コンクール向けなど、個性や目的に合わせて複数の絵本原稿を仕上げます。連続講座のほかに、特別講座ではゲスト講師を招き、創作のポイントを多角的に学びます。
仲間と楽しく、あくまでも自分らしく、子どもたちの心に届く物語を書いてみませんか。お問い合わせとお申し込みはこちらから
●募集人数:10名
(対面のみ/初心者歓迎/定員を超えた場合は抽選)
●講師
・連続講座の専任講師
カリキュラムを立て、全10回の講座を担当(特別講座を除く)
<作家> 間部香代
・特別講座のゲスト講師
全10回のうち1回ずつ60分の特別講座を担当
<作家> 上野与志 かさいまり 正岡慧子
<編集者> 川島光代(世界文化ワンダーグループ)波賀稔(鈴木出版)
講師プロフィールはこちら
●受講料
80,000円(税込・全10回分)
●日程
2023年 5月27日・6月17日・7月15日・8月26日・9月16日・10月14日・11月11日・12月9日・2024年 1月13日・2月3日
すべて土曜日10:00〜12:00
●会場
神保町 ブックハウスカフェ ガリバー(1階左奥)にて
東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル
●募集締切
2023年4月10日(月)
●応募方法
こちらのフォームよりお申込ください。
●お問合せ
こちらのフォームよりお気軽にお問い合わせください。
アイデアはあるのに書き方がわからない人、
書くことは好きなのに楽しく書けない人、
歓迎です。
連続講座では「絵本脳」と個性を磨いて。
特別講座では作家から秘訣を、
編集者から現場の話を。
カリキュラム
第1回 5月27日
連続講座 間部香代
・講座の目標とカリキュラム
・絵本作家になるまでのストーリーを描く
・絵本の種類、どこから扉を開くか
・なにを書くか、どう書くか 〜絵本原稿の4要素〜
・テーマと設定
第2回 6月17日
特別講座 正岡慧子先生
「自分の能力の発見!」
・私は何を描きたいのか?
自分の好きな絵本を10冊選べばわかる自分流
・このストーリーは、どんな展開が望ましい?
絵本の進行の型を学ぶ
・最初のページと最後のページで私流を作る
連続講座 間部香代
・起承転結トレーニング
・「絵本脳」って何?
★宿題「絵本脳」のルールを見つけよう
第3回 7月15日
連続講座 間部香代
・一期生「絵本脳ハンドブック」完成
・プロットの書き方「ブレない軸をつくる」
・原稿の書き方「まず苦しんで、次に楽しんで」
・絵本の絵について
☆宿題「プロット」または「絵本原稿」
第4回 8月26日
特別講座 波賀稔先生
・月刊絵本について
(詳細は追記)
連続講座 間部香代
・講評
・視点について
・オノマトペトレーニング
☆宿題「プロット」または「絵本原稿」
第5回 9月16日
特別講座 上野与志先生
(詳細は追記)
連続講座 間部香代
・原稿の持ち込みについて
・コンクール対策
・講評
☆宿題「プロット」または「絵本原稿」
第6回 10月14日
連続講座 間部香代
・推敲の仕方
・直しへの対応力
・原稿の直し方
・講評
・弱点克服
★「絵本原稿」
第7回 11月11日(18日と記載がありましたが11日です)
特別講座 川島光代先生
・月刊絵本について
・保育絵本について
(詳細は追記)
連続講座 間部香代
・月刊絵本おさらい
・保育絵本おさらい
・知育絵本の書き方
★宿題「絵本原稿」
第8回 12月9日(16日と記載がありましたが9日です)
特別講座 かさいまり先生
・講評
連続講座 間部香代
・弱点洗い出し
・知育絵本の書き方
☆宿題「プロット」または「絵本原稿」
第9回 1月13日
連続講座 間部香代
・講評
・弱点克服
・言葉磨き
★「絵本原稿」
第10回 2月3日
連続講座 間部香代
・発表
・優秀原稿の進路決め
・次の目標立て
・まとめ
講師プロフィール
専任講師
カリキュラムを立て、全10回の講座を担当(特別講座を除く)
間部 香代 まべ かよ/作家
コピーライターを経て作家になる。広告制作の経験を生かし、数多くの絵本を手掛ける。主な著書に『まーだだよ』『どんぐりないよ』『だいすきだよ』『ふかふかだよ』(以上、鈴木出版)、『しょうぎ はじめました』(文研出版)、『はやく はやく!早口小学校』『早口城 はやくちツアー』『ハヤクチさんとギナタさん』『回文で遊ぼう きしゃのやしき』(以上、あかね書房)、『おしえて ! あむあむさん』(世界文化ワンダークリエイト)、『区立あたまのてっぺん小学校』(金の星社)、『よろしくパンダ広告社』(Gakken)、『キニ子の日記』(WAVE出版)、『切手デザイナーの仕事』(グラフィック社)などがある。日本児童文芸家協会理事。
間部香代ホームページ
Instagram
ゲスト講師<作家>
全10回のうち1回ずつ60分の特別講座を担当
上野 与志 うえの よし/絵本作家
チャイルド本社(ひさかたチャイルド)の元編集本部長。絵本等の編集に30年以上関わり、多くの絵本作家のデビューをアシスト。編集の傍ら創作活動を続けてきたが、現在は作品づくりに専念する。主な著書に、発行部数100万部を超える「わんぱくだん」シリーズ・25巻(共著)、『あかまるちゃんとくろまるちゃん』(以上、ひさかたチャイルド)、『ドラゴン、火をはくのはやめて!』(ポプラ社)、『おおきいおうちとちいさいおうち』(岩崎書店)、『ふたりはいつもはらぺこ』(教育画劇)、『さがりめのニャン!』(絵本塾出版)、『ともだち?』(リーブル)など。日本児童文芸家協会監事。
上野与志著者情報(絵本ナビ)
かさい まり/絵本作家
小さな子どもの心のゆれを丁寧に表現したお話づくりに定評があり、その独自の世界は 「かさいワールド」と呼ばれる。全国各地で、講演や読み語りも行っている。小学校の国語、道徳の教科書に、数点の絵本が掲載されている。作品に『とくべつないちにち』(ひさかたチャイルド/タイ・ブックスタートアワード賞)、『ムカッ やきもちやいた』(くもん出版/児童文芸幼年文学賞)、『くれよんがおれたとき』(くもん出版/児童ペン賞絵本賞)、『おばあちゃんのおなか』(好学社/けんぶち絵本の里アルパカ賞)など多数。日本児童文芸家協会会員、日本児童出版美術家連盟会員。
かさいまりホームページ
正岡 慧子 まさおか けいこ/絵本・児童文学作家
広告代理店勤務を経て作家になる。主な絵本作品に『あなぐまのクリーニングやさん』(PHP研究所)、『ぼく、まってるから』(フレーベル館)、『ゴロゴロドーン かみなりさまおっこちた』(ひかりのくに)、『きつねのたなばたさま』『みつばちマーヤ』『シートン動物記』(以上、世界文化社)などがあり、児童書には『かばんの中のかば』(あかね書房)、『きえたじょろうぐものひみつ』(岩崎書店)などがある。絵本・児童書の他に、中国西安市中医薬研究院に研修留学。薬膳書の出版も多い。現在ネット上にて絵本の紹介サイト「絵本のSOBA」を展開中。日本児童文芸家協会顧問、日本文藝家協会会員。
絵本のSOBA(そば)
川島 光代 かわしま みつよ/世界文化ワンダーグループ 月刊絵本編集長
2007年入社。月刊絵本『ワンダーブック』『ワンダーランド』『おはなしワンダー』、保育雑誌『PriPri』等の編集に携わる。月刊誌のほか絵本の編集も手がけ、担当した作品に『ししにゃいとおしょうがつ』『スイカワンときもだめし』(ともに澤野秋文)、『あがりめさがりめ』などの「たいそうえほん」シリーズ(とよたかずひこ)、『きょうまどからふくかぜは』(文/谷口國博 写真/高砂淳)、『4・5・6さいのなぜなにSDGs』(監修/汐見稔幸)、『つくろう、ピザ』(秋永悠)、『ふゆごもりのネム』(作/津田真一 絵/おくはらゆめ)などがある。
世界文化ワンダークリエイト「PriPri Online」
波賀 稔 はが みのる/鈴木出版 取締役編集部長
月刊の科学絵本の編集を皮切りに、おはなし絵本、翻訳絵本、赤ちゃん絵本、幼年童話、児童文学など、児童書の編集に携わる。特に、おはなし絵本は年少用、年中用、の月刊誌を中心に関わっているため、生活絵本、ファンタジー絵本、ユーモア絵本、ナンセンス絵本、ことば遊び絵本、昔話絵本など、年齢別、内容別、様々な絵本を編集し、編集長就任後、『ちゅーちゅー』『たまごにいちゃん』『おじいちゃんのごくらくごくらく』『しりとりのだいすきなおうさま』など、これまでに1000以上の作品に関わっている。また、編集に関わった絵本の、保育園等での読み聞かせ活動も行っている。
鈴木出版ホームページ
絵本塾カレッジ代表
編集者と作家の視点でアドバイス
尾下 千秋・ビーゲンセン おした ちあき/編集者・絵本作家
絵本塾出版会長、絵本塾カレッジ代表、元図書物流会社代表。図書流通システム化の創成期からその礎を築く。在職中からビーゲンセンのペンネームで作家活動を始める。その後、自ら出版社を興し作家業に専念。出版と絵本の未来を見据え、当塾の前身となる「絵本そうせい講座」を立ち上げて絵本作家の育成に取り組んでいる。また絵本の作家の発掘のために絵本コンクールを立ち上げ、大賞受賞作品を出版している。絵本に『パパにあいたい』(アリス館)、『にじになったさかな』(汐文社)、『葉っぱのいのち』『なんのいろ(全4巻)』(絵本塾出版)など。日本児童文芸家協会会員。
絵本塾出版